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いやはや全く大変な事になってきたよ。笑。取り敢えず11/1全国大会のリボ新刊はCSIです。山本と獄寺のCSIです。好きな事を好きな時に好きなだけやったらいいんじゃないかね。笑。
しかしその為には11/1までに地盤を固めておかないといけない訳で。どこで地盤を固めるかっつーとそれはずばり此処な訳で。今が「3」だから、11/1までにあと2本は書かないといけない訳で。あーぐうたらしてたらこんなに日数がなくなってしまった…。とほー。しかも今日からや月9のドラマが何かニューヨーク市警察とか出てくるらしいので、何かもやっとしてしまったりして。私はCSI:NYが好きなだけだと此処に宣言しておきたくなってしまったので、宣言しておきます。笑。ドン・フラックが大好きなだけです。結婚したい。一緒に美味い肉を焼いて食べたい…。
そんなこんなでCrime Scene Investigation 3です。いつもの事ながら長い。ちょう長い。そして流血・暴力有りなので注意して下さい。今回は笹川の兄貴も出ちゃうよ!笑。
しかしその為には11/1までに地盤を固めておかないといけない訳で。どこで地盤を固めるかっつーとそれはずばり此処な訳で。今が「3」だから、11/1までにあと2本は書かないといけない訳で。あーぐうたらしてたらこんなに日数がなくなってしまった…。とほー。しかも今日からや月9のドラマが何かニューヨーク市警察とか出てくるらしいので、何かもやっとしてしまったりして。私はCSI:NYが好きなだけだと此処に宣言しておきたくなってしまったので、宣言しておきます。笑。ドン・フラックが大好きなだけです。結婚したい。一緒に美味い肉を焼いて食べたい…。
そんなこんなでCrime Scene Investigation 3です。いつもの事ながら長い。ちょう長い。そして流血・暴力有りなので注意して下さい。今回は笹川の兄貴も出ちゃうよ!笑。
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その日、山本武は言い様の無い不安を感じていた。いつもの様に出勤し、パトカーで街を巡回。そして味の濃いファーストフードを昼食にし、また街を見て回る。何も事件や事故が起こらない。それは非常にいい事だと思う。警察官は街の平和を守る事が仕事だ。だが、守るべき街が平和ならそれに越した事はないのだ。そんな時間が長く続けばいい。そう思っていた。
「…平和なんて儚いものです」
山本は誰も居ない広い室内でそうぼやいた。自分の背後は人々がざわめく声に車のタイヤ音、光の明滅がある。しかし、山本の視線の先にある部屋は夕暮れの太陽が美しいオレンジ色で照らし、静まり返っている。部屋の壁は乳白色だった。そこに飛び散った赤い飛沫さえも、まるで何か絵画の様で山本は立ち尽くしていた。
「…儚い、か…」
溜息の様に零れた言葉。それは部屋に溶けて消える。山本は警察官である事に誇りを持っているし、どんな仕事でも街の、市民の平和に繋がるのであれば喜んでするだろう。しかし、山本にはどうしても拭いきれない気持ちがあった。それは「この仕事」をしている時間に一番思う事で、山本にとっては苦痛にも等しい事だった。視線の先には事切れている女性の姿。此処からでは大まかな事くらいしかわからないし、山本は彼女―彼女を取り巻く此処のある全てのもの―に触れる事を許されていない。その上、この現場を発見したのは自分ではなかったから、事情の説明をする事も出来ない。この場所に立ち”彼ら”が来るまで、発見時の状態を保持する。それが山本に出来る唯一の協力だった。
「…はー…」
「湿気たツラしてんじゃねーよ」
ふいにそう声をかけられて、山本の身体はビクリと跳ねた。戸口を見ると、銀色のアタッシュケースを持った獄寺が腰に手を当て立っていた。
「お前いっつもそんな顔して立ってるよな…血飛沫飛び散る犯罪現場は嫌か?」
「別に…そうじゃない…」
「へー…まぁどうでもいいけど」
獄寺はアタッシュケースを床に置くと、薄いゴム製の手袋を履きながら辺りを見回した。そこかしこに血液が飛び散っているから、下手に動けば獄寺ですら証拠を駄目にしてしまうからだ。
「あぁ…派手にやったもんだ…な」
小さく呟いた獄寺が徐に山本が立つ方向とは逆の扉に近づく。足元に細心の注意を払っていたから、獄寺の足音はしなかった。物置か何かだろうその扉は、普通の扉よりは少し小さく、そして壁伝いに飛び散っていた血痕が不自然に途切れている。それの意味する事は―犯行時には恐らく扉が開いていたと言う事だった。それを見て、山本は言い様の無い不安に駆られた。待って、と言いそうになった瞬間、その扉へと獄寺が手を伸ばす―
「…っ!?」
声にならない獄寺の声と大きな衝突音が鳴り響いたのは同時だった。まるでスローモーションの様に後ろに崩れた獄寺を見ながら、山本は反射的に腰のホルスターに手を翳した。扉の中から飛び出してきたのは黒いジャージの男だ。被っている野球帽は黒に赤字の刺繍、歳は20歳くらい、身長は170cm前後。そこまでを頭にインプットしながら、ホルスターから銃を取り出す。構える。ここまで何秒もかかってはいない。全て身体に覚え込ませた動作だった。廊下を走り去る男に向かって照準を合わせる。
「獄寺!」
その時、獄寺の捜査キットが置きっ放しとなっていた戸口から叫びながら入ってきたのはスーツの男だ。色素の薄い髪を短く切り揃えたその男は笹川了平と言って、殺人課の刑事だった。何があったかを瞬時に理解したのだろう。了平の銃は既に抜かれていた。
「犯人は裏口へ逃亡しました!追います!」
「俺が追う!獄寺を頼む!…犯人逃亡!裏口へ回れ!逃がすな!!」
そう言って裏口へと駆け出した了平を背後に山本は獄寺に駆け寄った。床に仰向けで倒れている獄寺の周りには血が飛び散っていた。しかし、獄寺が倒れる前からもこの部屋は血の海だったのだ。
「獄寺!…獄寺!しっかり!」
目を閉じたままの獄寺に抱き起こして声をかけて、そして血で濡れた頭に触れる。出血している場所はないか、骨折している場所はないだろうか。
「きゅ…救急!誰か救急車呼んで!」
山本の所見では頭に出血も骨折もなさそうだったが、頭は何があるかわからない。外は無事でも中に傷を負う事も少なくない。扉がぶつかったであろう額の傷に持っていたハンカチを当てて、山本は救急車を待った。自分が止めていれば、自分が扉を開けていれば。そう思わずにいられなかった。
その後、逃亡した犯人は逮捕され女性を殺害した事を自供し、事件は解決した。だが―
「現場の確認が不十分だった事はわかるな?」
「…はい」
笹川から厳重注意を受ける事となった山本は、ただ言われる事にはい、としか返事が出来なかった。
「今回は運が良かったんだ。もしかしたら死んでいたかもしれないんだぞ」
犯人の攻撃を受けた獄寺は脳震盪を起こしていたが、病院に運ばれる前に意識を回復させていた。怪我は額を切っただけで、脳内部の損傷もない。CSIと言えど、犯罪現場に足を踏み入れる事は決して安全ではない事は獄寺だって、他の捜査官だってわかっている事だ。だが、今回の出来事は怪我も軽傷で、犯人も捕まって結果オーライで済む出来事ではない。
「…俺も確認すれば良かったんだがな…すまない山本」
「いえ…俺がきちんと確認すれば良かったんです…」
山本の苦痛に等しい「仕事」の気持ちを色濃く引き摺ったまま、更に追い討ちをかける様な出来事に山本は目の前が暗くなっていく感覚に陥った。自分は無力だ。それ以外の事を思えなくなっていた。
+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
暗い!長い!長過ぎる!!笑。何かもう色々とすみません…あとで修正するかもー…。
獄寺がやられたあとにきちんと他の捜査官が現場検証したし、獄寺の衣類も回収したし(犯人と思わしき人間とと接触した可能性が高いので証拠が付いたかもしれない)決して笹川が現場から逃げた犯人を捕まえたから終わったんじゃないとか、何か言いたい事がまだあるんだけど、これ以上入れれない長さになってしまった…。2つに分ければ良かったのかなぁ…でもあと2つやらないといけないから2つに分けてる時間は、ない!(どーん)
きちんと地盤固めしないと獄寺くんがビリヤード台でくぁwせdrftgyふじこlp;
その日、山本武は言い様の無い不安を感じていた。いつもの様に出勤し、パトカーで街を巡回。そして味の濃いファーストフードを昼食にし、また街を見て回る。何も事件や事故が起こらない。それは非常にいい事だと思う。警察官は街の平和を守る事が仕事だ。だが、守るべき街が平和ならそれに越した事はないのだ。そんな時間が長く続けばいい。そう思っていた。
「…平和なんて儚いものです」
山本は誰も居ない広い室内でそうぼやいた。自分の背後は人々がざわめく声に車のタイヤ音、光の明滅がある。しかし、山本の視線の先にある部屋は夕暮れの太陽が美しいオレンジ色で照らし、静まり返っている。部屋の壁は乳白色だった。そこに飛び散った赤い飛沫さえも、まるで何か絵画の様で山本は立ち尽くしていた。
「…儚い、か…」
溜息の様に零れた言葉。それは部屋に溶けて消える。山本は警察官である事に誇りを持っているし、どんな仕事でも街の、市民の平和に繋がるのであれば喜んでするだろう。しかし、山本にはどうしても拭いきれない気持ちがあった。それは「この仕事」をしている時間に一番思う事で、山本にとっては苦痛にも等しい事だった。視線の先には事切れている女性の姿。此処からでは大まかな事くらいしかわからないし、山本は彼女―彼女を取り巻く此処のある全てのもの―に触れる事を許されていない。その上、この現場を発見したのは自分ではなかったから、事情の説明をする事も出来ない。この場所に立ち”彼ら”が来るまで、発見時の状態を保持する。それが山本に出来る唯一の協力だった。
「…はー…」
「湿気たツラしてんじゃねーよ」
ふいにそう声をかけられて、山本の身体はビクリと跳ねた。戸口を見ると、銀色のアタッシュケースを持った獄寺が腰に手を当て立っていた。
「お前いっつもそんな顔して立ってるよな…血飛沫飛び散る犯罪現場は嫌か?」
「別に…そうじゃない…」
「へー…まぁどうでもいいけど」
獄寺はアタッシュケースを床に置くと、薄いゴム製の手袋を履きながら辺りを見回した。そこかしこに血液が飛び散っているから、下手に動けば獄寺ですら証拠を駄目にしてしまうからだ。
「あぁ…派手にやったもんだ…な」
小さく呟いた獄寺が徐に山本が立つ方向とは逆の扉に近づく。足元に細心の注意を払っていたから、獄寺の足音はしなかった。物置か何かだろうその扉は、普通の扉よりは少し小さく、そして壁伝いに飛び散っていた血痕が不自然に途切れている。それの意味する事は―犯行時には恐らく扉が開いていたと言う事だった。それを見て、山本は言い様の無い不安に駆られた。待って、と言いそうになった瞬間、その扉へと獄寺が手を伸ばす―
「…っ!?」
声にならない獄寺の声と大きな衝突音が鳴り響いたのは同時だった。まるでスローモーションの様に後ろに崩れた獄寺を見ながら、山本は反射的に腰のホルスターに手を翳した。扉の中から飛び出してきたのは黒いジャージの男だ。被っている野球帽は黒に赤字の刺繍、歳は20歳くらい、身長は170cm前後。そこまでを頭にインプットしながら、ホルスターから銃を取り出す。構える。ここまで何秒もかかってはいない。全て身体に覚え込ませた動作だった。廊下を走り去る男に向かって照準を合わせる。
「獄寺!」
その時、獄寺の捜査キットが置きっ放しとなっていた戸口から叫びながら入ってきたのはスーツの男だ。色素の薄い髪を短く切り揃えたその男は笹川了平と言って、殺人課の刑事だった。何があったかを瞬時に理解したのだろう。了平の銃は既に抜かれていた。
「犯人は裏口へ逃亡しました!追います!」
「俺が追う!獄寺を頼む!…犯人逃亡!裏口へ回れ!逃がすな!!」
そう言って裏口へと駆け出した了平を背後に山本は獄寺に駆け寄った。床に仰向けで倒れている獄寺の周りには血が飛び散っていた。しかし、獄寺が倒れる前からもこの部屋は血の海だったのだ。
「獄寺!…獄寺!しっかり!」
目を閉じたままの獄寺に抱き起こして声をかけて、そして血で濡れた頭に触れる。出血している場所はないか、骨折している場所はないだろうか。
「きゅ…救急!誰か救急車呼んで!」
山本の所見では頭に出血も骨折もなさそうだったが、頭は何があるかわからない。外は無事でも中に傷を負う事も少なくない。扉がぶつかったであろう額の傷に持っていたハンカチを当てて、山本は救急車を待った。自分が止めていれば、自分が扉を開けていれば。そう思わずにいられなかった。
その後、逃亡した犯人は逮捕され女性を殺害した事を自供し、事件は解決した。だが―
「現場の確認が不十分だった事はわかるな?」
「…はい」
笹川から厳重注意を受ける事となった山本は、ただ言われる事にはい、としか返事が出来なかった。
「今回は運が良かったんだ。もしかしたら死んでいたかもしれないんだぞ」
犯人の攻撃を受けた獄寺は脳震盪を起こしていたが、病院に運ばれる前に意識を回復させていた。怪我は額を切っただけで、脳内部の損傷もない。CSIと言えど、犯罪現場に足を踏み入れる事は決して安全ではない事は獄寺だって、他の捜査官だってわかっている事だ。だが、今回の出来事は怪我も軽傷で、犯人も捕まって結果オーライで済む出来事ではない。
「…俺も確認すれば良かったんだがな…すまない山本」
「いえ…俺がきちんと確認すれば良かったんです…」
山本の苦痛に等しい「仕事」の気持ちを色濃く引き摺ったまま、更に追い討ちをかける様な出来事に山本は目の前が暗くなっていく感覚に陥った。自分は無力だ。それ以外の事を思えなくなっていた。
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獄寺がやられたあとにきちんと他の捜査官が現場検証したし、獄寺の衣類も回収したし(犯人と思わしき人間とと接触した可能性が高いので証拠が付いたかもしれない)決して笹川が現場から逃げた犯人を捕まえたから終わったんじゃないとか、何か言いたい事がまだあるんだけど、これ以上入れれない長さになってしまった…。2つに分ければ良かったのかなぁ…でもあと2つやらないといけないから2つに分けてる時間は、ない!(どーん)
きちんと地盤固めしないと獄寺くんがビリヤード台でくぁwせdrftgyふじこlp;
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