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土方独白電波文。土方さんがちょっとだいぶおかしいので（いつもの事ですけどw）注意！
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何もかも許してやって、全て甘やかして、ゆっくりと愛しんでやりたいと思った。
ずっと傍に置いて、何でも与えて、控えめだけれど溶ける様な笑顔を見ていたいと思った。
そんな事を思える奴に出会うなんて思わなくて、だからこそ大事にしたかった。いとおしかった。
けれど、
「…斎藤」
此奴の全てをいとおしく感じているのに、それと同時に全てが憎かった。
風に靡く髪に光を湛えた蒼い瞳、感情の見えない平坦な声と音を立てない歩き方。
翻る漆黒の着物、舞う白の閃光に見惚れる程の刀捌き―空気を裂いて啼く、その太刀筋さえも。
何故、此奴は此奴なのだろう、とふと思う事さえあった。此奴が此奴でなければ、こんな想いなど抱かずに済んだものを、と思うのだ。此奴を構成する全てのもの、何もかもは絶対的に此奴のものある事には変わりが無く、いくら己が渇望しても結局のところ手に入る事は無い。身体を無理矢理にでも開かせて一つになりえたとしても、手に入れたと言う愚かな思い違いだけが満たされる事はわかっていた。
どうしたら、此奴は己のものになるのだろう。何故、己のものにならないのだろう。
「恋い慕うなんて、生温い」
言葉へと振り返った顔に散る鮮血の一滴さえもいとおしく、憎くて堪らない。
存在ごと手折ってやれば想いが叶うのかと思いつつも、その想いはどうせ叶えられる事がないのだろう、と自虐的に笑うしかなかった。
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土→斎で電波。まだ関係は清い感じだからこそ、土方さんがよくわかんなくなってるww愛と憎しみは表裏一体ですよねーw（しかしシチュが「帷」とかぶりすぎる…）