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くっそどうにかならないかなこれ。先週からの皆川のバッドステータス攻撃(ものもらいにて片目生活)は無事終焉を迎えて、昨日から両目でものを見れる様になったんです。が…一週間のブランクだか何だか知らないけれどすっげ頭痛い。たまに焦点合わなくなるしさー…筋肉は3日使わないと落ちるって言うけれど目の筋肉もそうなのかな…同じ筋肉だもんな。。うおおお…伊達政宗は凄いなぁ…(…)

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『結婚しました』

無造作に床へと散らばった郵便物の中からそれを発見して、徐に拾い上げる。何の変哲も無い葉書に印刷された写真を見れば、見知った顔が変わらない笑顔で自分を見ていた。
「(…結婚)」
それは獄寺の未来にも充分に可能性があるはずの出来事で、特別な事ではない。ごく普通の、当たり前の事だ。しかし、今の獄寺にはそれが何処か遠くの事の様に感じていたのも事実だった。突如突きつけられたその可能性に、目を瞬かせる。
「…」
親族と親しい友人だけでの小さなパーティ。葉書にはそう書かれていた。自分は親族ではないのだから、その『親しい友人』とやらに入っているのだろう。そこまで思うと獄寺は驚いた。自分はアイツの『親しい友人』だったのか、と。最後に会ったのはもう随分前で、獄寺は自分の道を進む為に日本を離れ、彼は彼の道を進む為に日本に残った。それは心残りはあったけれど、後悔はしていない事だ。まるで恋人の様に彼と過ごした短い期間さえも綺麗な思い出として、奥に仕舞い込んで納得して来た事だった。だが―
「(…俺、最悪だな…)」
漠然と、行きたくないと思ってしまった。彼の道が順調に進んで、人として恐らく真っ当な幸せと言うものを掴んだその祝福すべきパーティに。自分が彼にとって『親しい友人』と言うとても素晴らしい場所に居て、こんな笑顔の葉書に直筆でメッセージまで書いてくれていると言うのに。
「…汚ねー字…」
葉書の隅、空白の部分にぐちゃぐちゃと書かれたメッセージは読めない程には崩れていなかったけれど、それでも目が、頭が認識を拒否した。読めないし、見えない。―見たくない。思わず葉書を握り潰そうとして出来なかった手が小さく震えるのを感じながら、獄寺はただその場に立ち尽くした。

彼の幸せに歓喜し、彼の幸せに嫉妬する。そしてそんな自分自身に、獄寺は絶望した。

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…ちょっとフライングしたね…6月に向けて。しかも途中で何書いてるか何書きたかったのかわからなくなっちゃった。これも頭痛のせいだと言う事でひとつ。ログ格納の時に修正します・・・多分。

山獄悲恋万歳!笑。

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